株式会社シナノ精機-新潟県長岡市

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北越戊辰戦争伝承館

北越戊辰戦争伝承館

ついこの間まで暑かったのに、もう10月となりました。
今年は台風や地震など、本当に自然災害の多い年です。被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。

さて先般、ナビの地図を見て田畑の中にこのような施設を見つけ、早速足を運びました。
北越戊辰戦争伝承館

長岡に来る前は、戊辰戦争といえば、明治維新や会津の白虎隊、長岡藩の河合継之助のドラマ、といったごく薄い知識しかありませんでしたが、長岡の其処彼処に残る歴史の足跡に触れるうちに歴史への興味がわいてきました。
現在の長岡駅付近は、長岡城の本丸だったそうです。二の丸だった駅前の市役所横には長岡城址(現在の市役所)の碑があります。長岡城は戊辰戦争で新政府軍の手に落ちるも、同盟軍が奪還、そして戦いの末陥落しました。

北越戊辰戦争伝承館は長岡城址から数kmのところにあり、周りは農地が広がっています。150年前この周辺は戊辰戦争(北越戦争)の大激戦地でした。長岡藩600余名は、八丁沖(八丁潟)という当時人間が渡ることは不可能といわれた沼地をひそかに渡る奇襲作戦で、新政府軍に奪われた長岡城を奪還します。伝承館のバルコニーからは、この八丁沖を眺めることができます。

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沼は埋め立てられて今は農地ですが、大きな沼を敵に見つからずに渡ってどうやって城に攻め入ったのか、広大な現場を見ると逆に見当もつかず、作戦のすごさを実感できます。今だに弾や薬きょうが出土することもあるそうです。

伝承館にはジオラマがあり、長岡城の落城、奪還、陥落の間の戦いの解説をジオラマを見ながら聞くことができます。また、戦闘に使われた武器、藩兵の名簿や会津入りした兵の日記など、当時の息遣いが聞こえてきそうな展示もあります。
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以前お取引先に「あなたみたいな人は維新の時代に生まれていたら、志士として名を遺したのではないか」という褒め殺しフレーズを使う方がいらっしゃいました。
私も「あなたみたいな人は戊辰戦争の時代に生まれていたら、長岡城を奪還した藩士として名を遺したのではないか」という誉め言葉を使ってみようかと思いました。

先の見えない激動の時代を生きた人々の軌跡、そしてどのように社会が大きく変化していったのか、学ぶべきことがたくさんありました。