
紫蘭(シラン)が道路から会社のアプローチ脇に咲いています。紫の花と葉の緑の調和が美しく、思わず足を止めたくなります。花言葉を調べてみると、「楽しい語らい」など、いくつかの意味があるようです。
この花から連想される音楽は、ジャズの名曲「Blue in Green」。曲名の由来には諸説ありますが、楽曲の雰囲気からは、静かで内省的な「ブルーな気分」の中に、やさしく心を和らげるような響きを感じます。
この曲は、Miles DavisとBill Evansの共作で、同時期にそれぞれのアルバムに収録されました。これからの梅雨時期、二人の「Blue in Green」に浸ることで、少し気持ちが和らぐと同時に、聴き比べてみたくなる――そんな探求心もくすぐられます。