6月、新潟県では気象観測の歴史が100年以上ある新潟市と上越市で、今年の平均気温が観測史上もっとも高かったそうです。ここ長岡も例外ではなく、暑い日が続いています。
当社の業務エリアは空調が効いていて比較的快適に過ごせるのですが――
空調の風が届きにくい奥のスペースでは、少し暑さを感じることも。
「実際に、どれくらいの温湿度なのか?」
定量的に見るため、温湿度ロガーを作成することにしました。
使用したモノは…
 ・制御にRaspberry Pi 3(休眠中だった個体を再登板)
 ・温湿度センサーはAM2320B(精度 ±0.5℃、I2C接続可能

  出荷時にキャリブレーション済であることもプラスポイント。

久しぶりにラズパイを使うので、まずは最新のRaspbian(Raspberry Pi OS)をインストール。
GUI環境は多少もたつきがあるものの、ターミナル(LXTerminal)はスムーズ
Pythonでセンサーからの温湿度取得のコードを入力し、動作を確認。
その後「ログ保存機能を付けよう!」と思ったところで集中力が途切れました。
ふと頭に浮かんだのが――
「ChatGPTってコード書けるのかな?」試しに聞いてみると、なんとすぐにログ保存用コードが返ってきました。
大丈夫かなーと思いつつ、そのままコピペして実行したら…動いた!
ChatGPT先生ありがとう!正直驚きました。

今回かかった費用はセンサー(AM2320B)の約700円だけ。
センサーとラズパイをつなぐケーブルは、社内のZさんにお願いして製作してもらいました。
さすがの安心品質です!

困ったタイミングでChatGPTに聞いてみたら、即コードが返ってくる――
これはIT活用の裾野を広げる可能性を感じました。